Report | 熊本県苓北町にて「地域おこし協力隊・地域活性化起業人 合同活動報告会」が開催されました

苓北町民の皆さまへ向けた活動報告会

2026年6月11日志岐集会所町民ホールにて「苓北町地域おこし協力隊・地域活性化起業人 合同活動報告会」が開催され、町民の皆さまを中心に約50名の方にご参加いただきました。

本報告会は、苓北町で活動する地域おこし協力隊・地域活性化起業人たちの日々の活動成果や今後の展望を広く発信・共有することを目的としています。

弊社が伴走支援を始めて今年度で3年目。私たちの取り組みがどのように地域課題の解決に寄与しているかを共有し、持続可能なまちづくりへの理解と連携を深める貴重な機会となりました。

移住・地域ブランディング・観光の3軸で進める具体的なアプローチ

報告会では、地域が抱える課題に対して3名のGAROOメンバーが取り組んできた1年間の具体的なアクションと成果を発表しました。

①移住の壁を越える「空き家の掘り起こしと受け皿づくり」

増加する移住相談に対し、「紹介できる物件の不足」という課題から進めてきた受け皿づくり。所有者への個別ヒアリングや全戸チラシの配布による地道な空き家の掘り起こしに加え、地元農家と連携した移住体験プログラムの報告をしました。そして最終年度の「実移住5世帯以上」達成に向けた目標を共有しました。

移住定住担当:中野

②大学連携で創る「苓北ブランド」と若手コミュニティ

外部の専門的な知見を取り入れ、町の認知度向上に向けて「東大みかん愛好会」との新パッケージ開発、福岡大学の学生と地元中高生が連携した特産品の販売実践など、若い世代を巻き込んだアプローチ方法とプロジェクトの成果を報告。地域にとっての「当たり前」を価値へと変える新しいブランド創りについて、今後の展望を共有しました。

地域ブランディング担当:工藤

③日常を「物語」へ変える「観光客の足を止める体験づくり」

年間約350万人が訪れる天草エリアにおいて、いかに苓北町へ誘導し関係人口(ファン)を増やすかの戦略を発表。SNS発信の強化や「天草れいほく文学散歩」、農作業体験など、地域の日常を体験コンテンツへと昇華させる実践を報告し、地域の皆さまと共におもてなしの体制をどう創り上げていくかを共有しました。

観光振興担当:緒方

地域連携を確かな形にするGAROOの役割

弊社は、移住・ブランディング・観光という3つの軸から、プロジェクトを単なる構想で終わらせず「確かな形」にするための伴走サポートを行っています。

企画立案にとどまらず、現場での泥臭い実務まで徹底して伴走することが私たちの強みです。

移住希望者や学生、観光客といった「外からの熱意」と、地域の皆様が持つ「想い」を掛け合わせる架け橋として、魅力的な未来の実現に向けて日々活動しています。

参加された町民の皆さまからの声

報告会では、地域の未来を真剣に考える参加者の皆さまから、次の一歩につながる熱意あふれるご意見やアドバイスを多数いただきました。

  • 「永住の意思」についての質問や、地域定着に向けた「雇用の確保」に対する期待の声
  • 「県内の学生」も巻き込んだPRや体験プログラムによる知名度向上への展望
  • 「ネット発信の継続」や「地元ガイドの育成」など、現場に即したリアルなリクエスト

町の課題や今後の可能性について、町民の皆さまと直接対話できる貴重な機会となりました。

今後の展望

今回の報告会は一つの節目であり、ここからは活動を地域に定着させる「集大成」のフェーズとして、任期終了後も地域が自走できる仕組みの確立を目指します。

地域の皆さまが持つ「当たり前」という最高の宝物を大切にしながら、これからも現場に寄り添い、共に全力で苓北町を盛り上げてまいります。