Report | 【地学協働事業】北海学園大学濱田ゼミを対象とした富良野市インターンシップを開催しました
地域のリアルな現場に触れ、企画実現の鍵となる「日常のオペレーション」を深く学ぶ3日間
株式会社GAROOは、2026年6月30日(火)~7月2日(木)にかけて実施した、北海学園大学 経済学部 濱田ゼミの学生6名を対象とした富良野市インターンシッププログラムを企画・トータルコーディネートいたしました。
本取り組みは、富良野市・北海学園大学・株式会社GAROOの3者で締結している「地学協働事業に関する覚書」に基づく産官学連携プロジェクトの一環です。
GAROOが主体となり、地域事業者さまとのマッチングからプログラム全体の設計、当日の現地運営にいたるまで一貫してプロデュースを行い、学生たちへ実践的な学びの場を創出いたしました。
スケジュールと活動内容
3日間のインターンシップでは、行政・観光・農業・飲食といった多角的な視点から富良野市の現状を学ぶため、以下のスケジュールで活動を行いました。
6月30日(火)
■ イマイカツミ氏の宿「FURANO SHEDs」でヒアリング
富良野で画家、民宿経営、そして農家という複数の顔を持ち、「半農半画家」として活動されるイマイ氏から直接お話を伺いました。
現在のライフスタイルにたどり着くまでの人生の歩みや、富良野での暮らし・働き方の実態に触れることで、学生たちにとって多様な生き方やキャリアについて深く考える貴重な機会となりました。


■ 富良野市長への表敬訪問
富良野市の北市長を表敬訪問し、直々にお話しする機会をいただきました。
富良野市にご縁のある学生との思い出話に花を咲かせるとともに、学生たちが現在企画を進めている「体験型返礼品」のアイデアについて、市長に向けて直接プレゼンテーションを行いました。
北市長からは、企画の実現に向けた実践的なアドバイスや、地域を盛り上げるアイデアに対する期待を込めた直々のコメントをいただくことができました。
市長からの温かい激励を受け、今回のインターンシップ、そして秋の本番に向けた学生たちのモチベーションが非常に高まる、大変有意義な時間となりました。


7月1日(水)
■ 「ウレシパ・フラノ」、レストラン「タベラサル」での業務体験
観光シーズンを迎え、徐々に活気を増していく飲食・観光業の最前線に潜入。
単なる「お手伝い」にとどまらず、お店のオペレーションや混雑時の仕組みを学ぶため、それぞれの持ち場で実務に挑戦しました。
◇具体的な就業内容
- ホール業務・座席案内:
お客様自身で空席を見つける基本スタイルの中で、混雑状況を先読みし、スムーズに着席できるよう学生たちが主体的に案内をサポート。 - 団体のお客様向けの食事セット・配膳:
スピードと正確性が求められる団体客の受け入れを通じて、効率的なお店の回し方を体感。 - バックヤード業務:
洗い物や注文受付など。


7月2日(木)
■ 「おかの農園」での農作業のお手伝い
最終日は、富良野の豊かな自然と食を支える農業の現場へ。
広大な畑に入り、作物の手入れや雑草取りなどの地道な管理作業をお手伝いしました。
富良野ならではの圧倒的なスケール感を体感しながら、実際に土に触れて泥にまみれ、汗を流して作業を実践。
普段私たちが何気なく口にしている農産物がどれほどの労力をかけて育てられているのか、そして一次産業が抱えるリアルな人手不足の課題について、身をもって学ぶ貴重な時間となりました。


学生は何を思い、どんな実りとなったか
現場での就業体験や地域の方々との対話を通じて、学生たちは「観光地として華やかな富良野の裏側にある、事業者の地道な努力や現場のリアル」を強く実感しました。
本ゼミが取り組む「ふるさと納税の新たな返礼品開発」に向けて、単に「こんな商品やサービスがあったらいいな」という机上の空論に留まらず、現地での接客や農作業という「汗を流す実体験」を通したことは大きな意味を持ちます。
富良野の魅力的な資源がどのような人々の熱意によって生み出されているのかを五感で理解すると同時に、現場が抱える労働環境(人手不足の現状や繁忙期のオペレーションなど)を肌で感じたことで、「事業者の方々が実際に無理なく継続して提供できる、実現可能性の高い返礼品アイデアとは何か」について、当事者としての解像度を大幅に上げる貴重な機会となりました。
9月実施のフィールドワークに向けて
今回のインターンシップで得たリアルな気づきや学びは、9月に予定されている本格的なフィールドワークに向けた確かな土台となります。
現地で体感した課題や事業者の想いをどのように活かし、どのような具体的な提案へと昇華させていくのか。学生たちのこれからの挑戦が非常に楽しみです。
また9月には、さらに進化した学生たちの活動報告をお届けできる予定ですので、ぜひお楽しみにしていただけますと幸いです。
今後の展望
GAROOでは、引き続き9月に予定されているフィールドワークに向けて各種コーディネート、伴走を行い、学生の主体的な学びが地域課題の解決や地域貢献へとつながるようサポートしてまいります。
また、弊社の強みは「地域と教育機関をつなぐ連携支援」にあります。
今後は、今回のプロジェクトで得た知見や成功モデルを活かし、他の自治体や地域との連携も積極的に拡大していく方針です。
それぞれの地域が抱える課題に寄り添いながら、地域特性に合わせた教育・地域活性化プログラムを展開してまいります。

私たちはこれからも、地域・大学・行政が連携した「実践的な学びの場づくり」を通じて、関係人口の創出や持続可能な地域づくりに貢献してまいります。